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2010年5月28日 (金)

締め出して済む話じゃない

雑誌「サイクルスポーツ」6月号の記事「オレたちの走り場が危うい」が、自転車乗りのあいだで静かに反響を呼んでいるようで。

拙著『多摩のまち 自転車探検』でも触れたが、特に週末の多摩サイは自転車、歩行者、グラウンド利用者などで「ごった返す」という以外にない状態となっていて、おちおち風景を楽しみながら走れる状況では残念ながらない。
府中市では「スポーツ車」を締め出すことも検討されたというが、たしかに流入規制などの対策を「どげんかせんといかん」状態となっている。

だからといって、路面に速度抑制のバリアを設置するのは論外だと思うんだけどね。かえって事故を誘発するだけだろ、あれは。

多摩サイの現状は、大都市での急激な自転車ブームが引き起こしたものだ、とはもちろん言える。けれども、根本にあるのは自転車を冷遇してきた道路行政の瑕疵だ。車道が走りにくいから自転車道に集中する。それだけのことである。

一部の傍若無人な自転車乗りの振る舞いが「スポーツ車を締め出せ!」という風潮を強めているのは事実だとしても、本質はそこにはない。車道でも気持ちよく走れるようになるには自転車レーンの普及が必須だが、それにはもう少し時間がかかりそうな気配だ。

写真は冬の多摩サイ、京王閣競輪付近。

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