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2014年6月 7日 (土)

映画「イザイホウ」(1969年)

「喜多見と狛江の映画祭+α」で観てきました。

沖縄・久高島で12年に1度行われ、1978年を最後に途絶えた神事「イザイホー」の記録映画。

久高島は沖縄本島南部の沖5キロに浮かぶ細長くて平らな小島。ここは琉球の始祖の島、「神の島」として今も敬われているのだが、琉球王朝時代は王朝との関係も深く、島の男は唐船の船頭、船乗りに取り立てられたり、あるいは漁に出たりして、島は主にその妻らが守ってきた。

しかも島の土地は共有制で、女が割り当てられた土地で畑作をしている。
男は船旅でなかなか帰らず、漁に出かけたが嵐で遭難して戻らず・・・ということが多かったという。
イザイホーは島の女が「神女」になる神事で、本祭は4日間通して行われる。

映画はその様子を中心に、土地共有制度や島の暮らしぶりを記録。
映像だけでは神事の意味の全てを理解するのは難しいが、厳しい生活の中で、女たちが信仰をよりどころに島を守る=島で生きるための重要な儀式だった、ということは伝わってくる。
あと、自然の力の流れと母性とが共振する様子も、映像に記録されていると感じた。
撮影は1966年。

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