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2015年10月 4日 (日)

クルマに乗っていた頃



サイクリングの途中でイーグル羽村店を訪ねる。
今は商用車専業のいすゞがかつて製造していた、117クーペなどの乗用車を得意とする旧車専門店だ。
http://www.isuzu-sports.com/

2008年秋まで117クーペに乗っていた。
1979年製造で、2001年に確か整備車検込70万円で買ったと覚えている。
前の車のローン残債が20万位あって、都合100万円ほどの買い物。
60回払いのローンを組んだ。

よく錆びる車でちょくちょく故障した。
先日、不用品を片付けていたら修理伝票の束が出てきた。
燃料ポンプ交換、ブッシュ交換、何々交換・・・。
ユーザー車検やセルフ板金で何とか維持費を節約しようとしたが、修理の度に数万円単位でお金が飛んでいく。当時の記憶がよみがえった。

2年ごとの車検、毎年の自動車税、任意保険、ガソリン代、駐車場代・・・。
しかも毎年10万円くらい修理代がかかっていたはずだから、7年間で300万円ほどをつぎ込んだことになる。

しかし117クーペは、通勤とかに絶対必要というわけではないクルマだった。
つまり趣味のために、毎月4万円近く出費していたわけだ。
これは当時会社員で、毎月決まった収入があったから出来たこと。
今の仕事になってから収入が不安定になり、ほどなく手放したが、クルマのために負っていた支出が一気になくなって、当時かなり安堵した覚えがある。

もっとも手放したのは金銭的理由に加え、渋滞の中でドライブするのが楽しくなかったり、趣味への熱が冷めたり、サイクルトレーラーがあることでかなりの量の荷運びが出来るようになって、クルマの需要がいよいよなくなったこと、ガソリン価格の上昇、地球温暖化など、いくつか理由があった。
要するにクルマのある生活に疲れてしまったということだ。

もちろん趣味のクルマ生活はそれはそれで楽しかった。
ドライブ旅行、メンテナンス、板金、旧車イベント・・・。
クルマを通じての体験で開ける世界はあったのだ。
近頃、クルマがあった日々のことを思い出す。

けれども今にして思えば、月4万近くもよく払い続けていたものだ。
クルマを自分へのご褒美にして、それでどうにか仕事に耐えていた部分もあったはず。極端にいえば、当時の自分はやりたくなくても辛くても頑張って仕事していた。

もしこれからクルマを持つことがあれば、楽しく仕事していて、それで十分に収入があって、しかもドライブやクルマいじりも楽しめる十分な時間があり、さらに屋根つきのガレージがあること(錆対策)。

これらは必須条件だ。この内のどれひとつ条件が欠けても新たにストレスを抱え込むだけだろう、という気がする。

それで、今のところ楽しく仕事はしているが、収入も余暇も全然不足しており、趣味のクルマ生活を再開できる見通しは全く立っていない。

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