« 都道計画の説明会 | トップページ | ミナセン(みんなで選挙)! 各地で「市民選対」立ち上がる »

2016年1月21日 (木)

行政を動かすのは住民

昨日の住民説明会の話の続きである。

市担当者は住民と同じ目線ではないのではないか、と書いた。
行政職員は限られた人的資源で行政サービスを行う。
すると、どうしても組織にとって効率的な行政運営となりがちだろう。

それも一面ではわかる。住民参加の行政運営は、意見集約一つとっても手間がかかることになるし、慣行や既定路線が覆ればその対応に要する仕事も新たに生じる。負担が増える行政への住民参加に行政職員も前向きと考えるのは楽観的に過ぎるだろう。

しかし、仮にそれで事が運ぶと行政側が考えているとすれば、それは住民自治と住民参加の軽視でしかない。

住民に直接影響が及ぶ事業は行政との対立に発展しがちだ。
小平市の都道事業は訴訟にまで至った。

しかし対立の激化は互いにとって望ましくない。
労力と時間を割いて、好き好んで事を構えようと思う住民は基本的にいない。
だが、住民の視点で物事を見ているようにはみえない行政の姿勢は住民を不安にさせ、住民の態度を硬化させる。今回、行政が住民の不信を招いている側面は否定できない。

それでも主権者である国民、住民と直に接している自治体職員はやはり対応のスピードが早い。
中央官庁と市民との交渉の場で官僚が見せる、のらりくらりとした態度とは大違いだ。
昨日も、昨年末から棚ざらし状態だった「計画を図示した地図の配布を」との要望に対して、市は「ご意見を承りました」ではなく「都にも諮り検討します」と一歩踏み込んだ対応を約束した。

住民の要望が顕在化すれば、それは行政としても放置はできないからまずは動く。
実際、昨日の住民説明会はそういう場となった。
そうやって少しずつ動かすことが恐らく大事なのだ。
行政にお任せ、では行政、住民双方にとって不幸である。

« 都道計画の説明会 | トップページ | ミナセン(みんなで選挙)! 各地で「市民選対」立ち上がる »

地域」カテゴリの記事

2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ