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2016年2月 1日 (月)

ムダな道路が道路を呼ぶ

昨日(1月31日)は小金井の都道計画に関する「べんきょう会」(はけの自然と文化をまもる会主催)が行われたので行ってきた。

隣の三鷹市で、東京外環道をめぐる住民投票運動に携わった鈴木さんの話。

「ムダな道路を作って(地域の道路事情を)混乱させてから、『解決するには新たに道路が必要ですよ』と言ってまた道路を作る。道路事業はその繰り返し」
「都内の自動車の『旅行速度』(時間当たりの移動の速さ)が遅いのは、交通量が多いからではなく信号が多いから」
「自然を壊さないと社会が発展しない、という考え方はおかしい」

海外事例として鈴木さんはベルギー・ハッセルト市の事例をひいた。それによると、当初あった環状道路計画の代わりに公共交通を充実させることで渋滞を解消。バスを拡充したが、その費用は道路建設のための土地の買い上げよりも低く済み、乗車料金も後に無料に。市の税収も増えたという。

「(交通の課題は)低予算の都市計画の積み重ねで解決できる」という鈴木さんの主張にいたく共感する。

昭和30年代の道路計画を錦の御旗に、住民を補償費で引き剥がして道路を作るとして、一体税金がいくら投入されるのか。都は概算を示していない。

小平市の事例紹介の後に挙がった、小金井住民の感想のひとつを紹介したい。都道計画が実現した時の様子がありありと見えるようではないか。

「(南北に走り、東八道路に抜ける)都道が出来ると、都道計画北側の住民にも影響が出るのではないか。南北に抜ける交通量が増え、生活道路も抜け道になるということも考える必要がある」

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