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2016年5月

2016年5月25日 (水)

「住居を奪わないで」原発事故避難者、新宿西口駅頭で訴える

東電原発事故にともない、自主的に避難している人を対象とした住宅支援。これが来年3月で打ち切られようとしている。都内に避難する人は6千人ほどとも言われるが、住宅支援の打ち切りにより住む場所を追われるのだ。

避難者らが25日夕方、新宿西口駅頭で「住宅支援の継続を」と訴えた。「原発事故被害者の救済を求める全国運動」実行委員会主催。

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都や福島県の担当者が、自主避難者への戸別訪問や、呼び出した上で説得を行っているという。だが、避難者の中には母子家庭や、生計が厳しい世帯も。担当者らは公営住宅に申し込むよう避難者に促しているとみられる。しかし、そもそも公営住宅の抽選倍率は高く、当選まで長期間待たされるのはざらだ。

いわき市からの避難者は次のように訴えた。「担当者は災害救助法を根拠に持ち出そうとするが、条文のどこにも来年での打ち切りを根拠づける記述はない。住宅支援の1年ごとの更新を定めているのも、そもそもはプレハブのような仮設住宅での生活が長期化しないようにするとの趣旨だ。公営住宅は恒久的な住居であり、該当しない」

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一方、例えば鳥取県は2019年まで住宅提供を延長している。このように、地方自治体でも手厚く避難者への支援を行うことは全く可能だ。

舛添都知事の金銭流用疑惑は追及に値する問題だ。と同時に、私たち都民の税金は、原発事故被災者への救済にこそ充てられるべきではないのか。福島第一原発の電気は東京をはじめ首都圏の電気として消費され、福島の人々が使うことはなかったのだから。

2016年5月23日 (月)

都知事続投の方がコスパが高い?

嫌なニュースが流れてきた。

■橋下徹氏が都知事選出馬なら首相にとって一石三鳥の戦略(NEWSポストセブン)
http://www.news-postseven.com/archives/20160517_412276.html

橋下徹氏が大阪の行政改革で行ったことは、一言でいって弱者切り捨てだったと思う。水道民営化などは辛うじて回避されたが、もし実現していれば「貧乏人は水を飲むな」というような施策となっていたのだろうか・・・と考えると、空恐ろしささえ感じる。

■私たちは「橋下徹」におさらばできたのか(マガジン9 映画作家・想田和弘の観察する日々)
http://www.magazine9.jp/article/soda/19229/

橋下氏が都知事になったとして、どんな都政が出現するのか。「身も蓋もない言い方をするならば、彼は結局『自分が勝つため』に分割構想や住民投票を道具として利用しようとしたにすぎない」との指摘は預言的だ。

舛添都知事の金銭をめぐる脇の甘さは、都民の万余の批判を受けて余りある。だが金銭流用は実は石原元都知事もかなり行っていた、との指摘がある。

■舛添都知事問題でワイドショー出演の石原良純が挙動不審に! やっぱり父親の石原慎太郎のほうが酷かったから?(リテラ)
http://lite-ra.com/2016/05/post-2250.html


なぜメディアは、石原時代の金銭疑惑を、いま舛添氏にやっているように厳しく追及しなかったのだろうか、と不思議でならない。マスコミが舛添叩きに熱くなればなるほどシラケてしまうのだ。

舛添都知事への都民の批判の強さは無視できない。念のために言うが私も舛添氏を支持しない。しかし、都民の知事への厳しい目は、マスメディアが寄ってたかってする集中砲火のせいもあるのではないだろうか。

都知事選をするのにかかる費用は40数億円という。夏の国政選挙と同時にやれば費用を節約できるのは確かだろう。しかし猪瀬前都知事のように短期間で首を挿げ替えたとして、溜飲は下がるかも知れないが、それで一体何になるのか。

■ホリエモン、舛添知事の続投支持「彼より良い人が都知事になるなら良いけど…」(サンケイスポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160520-00000545-sanspo-ent

今回の金銭疑惑の徹底解明をきっかけに、都民が舛添都政を恒常的に厳しく監視していく方が、結果的に都政向上につながるのではないか、と思うのだ。ちなみに都知事の年間の給料は2600万円ほどである。

2016年5月16日 (月)

どうにも腑に落ちない「舛添叩き」の過熱ぶり

舛添都知事の金遣いのルーズさがこれでもかとばかりに叩かれている。無論、舛添氏に問題があったわけだが、私としてはどうにも腑に落ちない。

なぜ、今のタイミングでこれほど執拗に叩くのか?

■既出情報を総動員して舛添都知事を執拗に叩く日本メディア――江藤貴紀「ニュースな事情」(ハーバー・ビジネス・オンライン)
http://hbol.jp/94435


我が意を得たりの記事だ。執筆者は「パナマ文書やら東京五輪招致に関する不正疑惑などの重要ニュースよりもウェイトを大きく割いて糾弾しているように思えてならない」と指摘。政権や経済界を揺るがす重大ニュースから目をそらせるようにして、執拗に舛添叩きが行われている印象がある。

そもそも私にはマスメディアに対する不信感があるのだ。住民の圧倒的なパブコメ結果を無視して進む小金井都道計画。都の都市計画道路の第四次事業化計画をめぐり、その問題点を追及したマスメディアは皆無である。

■見直し意見多数の都道計画――舛添都知事が一蹴(週刊金曜日)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160513-00010000-kinyobi-soci


舛添都政を「叩く」にしても別の切り口がある。マスコミにはぜひとも都道計画問題にも切り込んでいただきたいものである。

2016年5月11日 (水)

連休の過ごし方で反省

今年のGW連休は、日帰りハイキングの他は基本、家で過ごした。
それで、家でゆっくりできたのかというと、そうとは言い切れないんである。

まず、家の片づけをした。押入れの整理をして古物や書類などを2箱分くらい処分。
次に、1月に着手して完成が延び延びになっていた「自分マガジン」第2号をエイヤッと完成させた。他にも、地域での頼まれごとがあったので済ませたりした。

さらに、記事の原稿チェック等の電話が出先にもかかってきたりして、その対応をしたりもしていた。だから、日常から完全に離れて時間が過ごせたかというと、実はまったくそんなことはない。その反動か、連休明けの今週はイマイチ体調がすぐれない。

連休でどこかに出かけるのが億劫だ。それは出かけた先で人込みにもまれるのが嫌だから、というのが理由の一つにある。

しかしそれを敬遠するあまり、今年は主に自宅で過ごしたのだが、普段できなかったことがそれなりに捗ったりするけれど、振り返ると結局あまりリフレッシュにはなっていないよなあ、と反省しているのが今だ。

来年は1週間くらい、ひなびた温泉宿で自炊でもしようか・・・。信州の長期滞在宿を紹介するウェブサイト「長期滞在.com」を眺めながら、そんなことを思うのである。温泉宿が素泊まり1週間で27000円(1泊4500円)とか、けっこうリーズナブルだ。

■長期滞在.com
http://www.choukitaizai.com/shinsyu/index.htm

休みは何かをするのではなく、文字通り「休む」ために使うべきではないかという話。

2016年5月 8日 (日)

国分寺・自転車転倒事故、実名報道は必要だったのか

痛ましい事故が起きた。6日午前、東京・国分寺市東戸倉2丁目の府中街道で、自転車とクルマが接触。自転車が転倒し、乗っていた母親が背負っていた乳児が頭を打って死亡したという。

■自転車事故でおんぶの赤ちゃん死亡 潜む危険を検証しました。(FNNニュース)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00323959.html

報道されている限りでは、渋滞している車列から横断した際、車にはねられたようだ。母親が横断歩道を渡る、あるいは横断する際に一旦停止してクルマの接近に注意する、というように適切に対処していれば防げた可能性が高い。

一方、クルマの運転手も自転車の飛び出しを予見して運転していれば、衝突を防げた可能性もゼロではなかったかも知れない。自転車はクルマに対して交通弱者なので、今回の場合、過失割合はクルマの側が大きくなるだろう。

今回の事件は事故当初から実名報道が行われ、ネット上では自転車を運転していた母親の過失を責める声も大きい。

しかし事故が起きたのには、もちろん事故当事者双方の過失があったにせよ、例えば交通安全教育の不備、乳幼児への自転車の乗せ方、あるいは渋滞が起きるような周辺地域の道路状況・交通事情、ひいてはクルマ本位の交通政策・・・などなど、さまざまな要因が考えられる。

事故の再発を防ぐには、原因究明のための多角的な検証が必要なはずだ。例えば自転車利用者の事故や交通違反を減らし、マナーアップを図るにはどういった交通安全教育が有効か、というような視点だ。

しかし今回の事故発生当初からの実名報道は、当事者個人の責任ばかりに社会の関心が向くことを助長していないか、と気になる。

ちなみに交通安全教育では「スケアード・ストレイト」(下の動画参照のこと)が有効とされる。スタントマンが様々なケースを想定して交通事故を実演するもので、大変なインパクトがある。学校教育にはすでに導入されているが、社会人に対しても機会をとらえて積極的に行うべきだろう。



地域での自転車の利活用に取り組む地方議員に取材したことがある。その議員は、大人向け交通安全教室への参加を促す上では、駅前駐輪場の定期利用枠を優先的に確保できるというようなインセンティブ(動機づけ)などが考えられる、と話していた。

事故当事者ばかりを責めても失われた命は戻ってこない。事故の再発を防ぐには、多角的な検証こそが必要だ。

2016年5月 6日 (金)

考えれば当然の「空腹万引きは無罪」伊最高裁判決

イタリアの最高裁でこのほど、興味深い判決が出た。

■イタリア 空腹の人に万引きを許す(スプートニク)
http://jp.sputniknews.com/europe/20160504/2070546.html


■空腹の万引きに逆転無罪=「食べなければ死ぬ」-伊最高裁(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016050400076&g=int


「食べなければ死ぬ」「財産権より生存権が優先される」との判断。
つまりモノ・カネよりも人命が重視されるという、極めて常識的な道理である。問題は、万引きなどしなくていいようにするにはどうするか、ということだ。

世の中のおおかたの仕事が今後、ロボットやコンピュータによって自動化されるとすれば、人間の生存権をどう保障するのかは、社会の喫緊の課題だ。「働かざるもの食うべからず」は近い将来、通用しなくなる可能性がある。だって、仕事がないんだもん。個人だけに責任を帰するのは正しくない。

基礎的な収入を無条件で給付する「ベーシック・インカム」は試すに値する制度だと思うが、衣食住を現物支給するという手もあるのではないか。
以前、こんな記事を書いた。

■1日10万食。驚異のインド無料食堂をありのままに伝えたい! 映画「聖者たちの食卓」監督インタビュー(地球のココロ)
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2014/09/post-10734.html

困窮者への炊き出しが恒常化したとも言えるわけだが、別に困窮していなくても違和感なく利用できる点が重要だ。つまり「自尊心を損なわずに」無料で飲食にありつけるのである。

こういう制度が社会に充実していれば、飢えても万引きしなくて済むはずだ。

2016年5月 5日 (木)

【低山ハイク】縦走・陣馬山から高尾山へ(5月1日)

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新緑を楽しみに陣馬山から高尾山を歩いた。
奥多摩・高尾エリアは手軽に楽しめる低山コースが多いのがありがたい。
春霞で富士山を見られなかったのは残念。
気温も高くなってきているので、低山を歩けるのは6月までか。
夏は猛暑で熱中症が怖い。そうなると秋まで低山はお預けだ。

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景信山といえば山菜てんぷらとなめこ汁だ。

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幸せである。
高尾山は人でごった返していて、とても新緑を楽しむ風情ではなかったが、連休中なのでこれは仕方ない。下山はリフトでラクチンだ。

歩いたコースをヤマレコにアップした。

■縦走・陣馬山~高尾山(ヤマレコ)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-860301.html

2016年5月 3日 (火)

除染土を公共事業で再利用!?政府交渉(5月2日)

東電原発事故で生じた除染土について国は、1キロ当たり8千ベクレル以下のものは公共事業で利用できるようにする方針だ。このことに関する政府交渉(環境NGO・FoE Japan主催)が2日に都内で行われた。

国は今年3月、除染土について「可能な限り再利用する」との方針を決定。2200万立方メートル(東京ドーム20杯分)の除染土の内9割を、公共工事等の資材に転用する考えだ。

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環境省資料より。中央の「再生資材」が除染土だ。図を見る限り、道路や堤防などで使われていくことになるのだろうか。出席した環境省の担当者は「本来土壌は貴重な資源であるため、利用したい」と繰り返し説明した。

しかし堤防に使うとして、決壊したら除染土が環境中にまき散らされてしまうだろうことは、私にだってわかる。そうでなくても、浸透した雨水等で放射性物質がゆっくり拡散する可能性だってある。例えば浸透防止のためのゴムシートを敷くなど対策をした上で焼却灰を埋設する最終処分場でも、シート破れから汚染物質が雨水等に溶け出して漏れ出すことがある。

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除染度の再利用に反対する署名を提出。

主催者は「全国に被ばくを強い、環境を汚染する」と指摘するが、全く同感だ。環境省担当者は放射性物質の拡散について「さまざまなパラメータを用いて検討している」と答えた。ところが、国の検討会による方針決定で重要な役割を果たした、環境省のワーキンググループは非公開となっている。

ちなみに環境省担当者は「(除染土利用について)現時点でニーズがある訳ではない。むしろ『使いにくい土だ』などと指摘されている」とも述べた。

だったら最初から再利用するな、という話である。

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