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2017年9月

2017年9月26日 (火)

奥多摩町は登山者誘致に本気出せ

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先週、東京都最高峰の雲取山に登ってきた。頂上の標高は2017mということで、今年は「雲取山イヤー」として人気が集まっている。それで、というわけでもないが、以前から気になっていて、早く登りたいと思っていたのだ。

学生時代に一度、埼玉・三峰側から登った。雲取山は山が深く、歩いても歩いても着かない。雲取山荘に着いたのは夜の8時ころだったと思う。今から考えれば計画の甘さが招いたプチ遭難と言ってよく、にがい思い出だ。

今回は奥多摩湖側の「鴨沢ルート」を歩いた。始発で家を発ち、それでも登山口に立ったのは朝8時。標高差1500m、往復10時間の長いコースだ。奥多摩は低山が大半で、スギなどの人工林、そして広葉樹が占める水源林に覆われているが、標高2千メートル近くになると天然の針葉樹林に変わる。

それまで里山だったのが、上るにつれて八ヶ岳や北アルプスといった高山の雰囲気に変わっていくのだ。東京なのに面白いと思った。雲取山荘で1泊して下山した。

奥多摩へは山登りにしばしば訪れる。去年、8月11日が山の日に制定され、今年は雲取山イヤーだ。それで奥多摩町でも登山客の誘致に力を入れているのか・・・と思うが、そうした意気込みはあまり感じられない。

何より感じるのは、山を下りて立ち寄る場所(温泉やカフェなど)が限られる、ということ。駅前の観光案内所は雰囲気は立派だが、立ち寄ってもお茶したりお土産を選べたりできるわけではなく、ただパンフレットが置いてあるだけだ。

奥多摩駅の2階はカフェになっていて、コーヒーはまあまあおいしい。けれど、よく分からない雑貨が陳列されていたりで、スペースを持て余している感じだ。中古アウトドア用品の販売コーナーもあったけど、そんなの別にネットショップで十分じゃない?

そう考えると、むしろ隣の山梨県丹波山村の方が登山者の誘致に力を入れている。

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鴨沢コース登山口には雲取山イヤーを記念した期間限定の看板が置いてあり気分が上がる。そしてコースの途中には七ツ石小屋という村営の山小屋があるが、小屋番が常駐していて対応もフレンドリーだ。

さらに鴨沢バス停から歩いてすぐの場所には小さいながらカフェもある。下山してバスを待つ間、ほっとしたくてここで一服した。こういうスポットはありがたい。

奥多摩町は都心から電車1本で来れて、しかも低山から高山まで楽しめるという「地の利」があるのに、それを活かせていないのはもったいない。そしてそれは、ただアウトドアショップなんかを誘致すればどうにかなる、というものでもない気がする。自分たちの魅力にもっと気付いてほしいと思った。

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