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2018年3月21日 (水)

【小金井都道問題】都の回答説明会、住民との対話姿勢は「ゼロ」

小金井都道問題で昨日(3月20日)、都が住民の質問に回答説明する会が行われたので行ってきた。不成立だった昨年11月、今年1月の「意見交換会」ではかたくなに出席を拒んでいた都市整備局が、今回は登場。しかし、道路建設ありきで「そもそも論」に踏み込む対話姿勢はやはりゼロだった。

■環境配慮に「裏付けなし」

都側から出席したのは都市整備局と建設局。会は「都市計画道路を考える小金井市民の会」が主催し、住民側からは市外も含め40人以上が参加した。事前に「市民の会」が提出した質問への回答について、都が説明する場として設けられた。

当日の詳しい報告は「はけ文」や「市民の会」のサイトを参照いただくとして、●周辺道路の自動車交通量が過去5年間で減少している箇所もあるのに計画を決定した●都道計画には火災の延焼を防ぐ目的も含まれるが、都は強風時を想定していないのでは●道路建設と自然再生との整合性、などについて住民側が質問。

これに対して都は、●交通量減少については言及なし●延焼防止について「都として無策でいいとは思わない」としつつ、風向きの予測は都全体のシミュレーションがあるものの市内に絞っての予測はない●都道計画での環境保全について「担当部署との事前協議はしていない」、などと答えた。

市内の風況予測がないこともそうだが、道路を作ることで環境にどれほど影響を与えるのか、について担当部署と話し合っていない、というのは驚きだ。「意見交換会」で建設局は環境への配慮を強調したがったが、その中身はたとえば都環境局などとすり合わせていなかったことになる。

つまり、建設局が言う「環境配慮」には「裏付け」や「検証」がなかった。こんなずさんな内容で住民に都道計画を納得させるのは、無理があるというものだ。

■尊大で不誠実な都の態度

回答ではこのほか、「意見交換会」での「パブコメは反映されない」とする建設局課長の発言に関する説明もあり、建設局課長は「個人の意見」だとみずから釈明。こんかい住民側の追及がなければ、都のパブコメ軽視の姿勢が既成事実化するところだった。

回答説明会は1時間で終わったが、私が気になったのは都市整備課長の態度だ。やり取りの中で住民からやじが飛んだ時、「こちらが説明しようと思っているのに」などと不満をあらわにした。

だが、反対・見直し意見が圧倒したパブコメ結果を無視するように計画決定を住民にごり押しし、「そもそも今回の都道は必要なのか」をめぐってはかたくなに対話を拒む都の姿勢に、住民は怒っているのだ。思わず不規則発言したくなるような原因を行政自身が作っている。

住民のやじをたしなめる都の態度からは、そうした自覚を読み取るのは難しい。尊大で不誠実、と言うしかない。

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